「須賀川メ芸ヒューマンライブラリー」第一回

理想のメ芸を目指して “プロジェクトの種” を蒔こう !!

メ芸須賀川展の事前ワークショップ「須賀川メ芸ヒューマンライブラリー」の第一回が開催されました。
「人」について知ろうとするプロセスを通して対話や理解を促す「ヒューマンライブラリー」の手法を用いて、メディア芸術と須賀川の地域や自分自身との繋がりを見つけ、新しいプロジェクトを生み出すためのアイデアの種をみんなで考えました。

●レクチャー

過去に行われた文化庁メディア芸術祭などの事例を元に様々なメディア芸術作品や作者について理解を深めつつ、メディア芸術的な「プロジェクトのつくりかた」の多様さを学びました。

●ワークショップ01|自己紹介ワークショップ

自分の「自己紹介」を深めることを通して、いままでの自分を拡張した「自分2.0」を見つけるワークショップを行いました。
[STEP1]
なるべくたくさん「自分に関わる何か」を書き出すワークをしました。
[STEP2]
前のステップで書き出したワークシートを班内で見せ合い、議論を通してお互いが新しくチャレンジできそうなことや協力できそうなことを考えました。
それを「自分2.0」として発表しました。

●ワークショップ02|リサーチに関するワークショップ

ヒューマンライブラリーということで「人について調べる」にはどんなやりかたがあるかを班ごとに考えるワークショップを行いました。
作品を見たりインターネットや図書館で調べたりといった一般的な方法のほか、本人の知人に話を聞くなど、一段階深いことを調べる方法をみんなで考えました。

●ワークショップ03|「理想のメ芸須賀川展」を考えようワークショップ

ワークショップ01と02で出た材料やそのほか文化庁メディア芸術祭に関する資料などを使って、メ芸須賀川展で実施できそうな新しいプロジェクトを考えるワークショップを行いました。
「メ芸は眠らない」「アーティストに手紙を書く」「鉄」など、多彩なアイデアの種が生まれました。

●tette見学

ワークショップ終了後、メ芸須賀川展の会場となる須賀川市民交流センター「tette」を見学しました。
新しい施設の新しい使い方を考えてそれを実施するチャンスでもあるメ芸須賀川展を考える楽しさを再確認し、今後のワークショップの展開を想像しながら閉会となりました。